かぼす坊やの部屋

モノづくりから見る人間の心理を分析中

自己肯定感が大事!好きなことを仕事にするメンタルの整え方

前回は好きなことを仕事にすることの

大変さについて書きました!

そうなんです。

好きなことを仕事にした方が良いのは確かなんですが、

その理由は「楽だから」ではありません。

 

好きなことを仕事にしてる、

と言うと、

「いいなー楽しそう」

という流れから、

なんか楽なんじゃない?

という雰囲気が出来上がります。

 

実際は全くそうではないんですよね。

好きなことを仕事にするために動き始めると、

なかなか理解者がいなくて一人で悩むことも

増えるかと思います。

 

全責任が自分にかかってくる重さは、

背負ってみないとわからない。

 

技術面や知識の足りない部分は

練習や学ぶことでクリアしていけます。

なにが大変かというと、

結局メンタルなんです。

 

お金がない、それも大変なことです。

ただお金がないからさあどうする?

 

そこでしんどくてやめるのか?

周りの声が、痛くてやめるのか?

 

状況じゃなく、自分の気持ちが

保っていけるか。

そこが重要だと思うので、

私がどうメンタルを整えてきたのかを

書いていきますね。


 

【1】自分で自分を褒める

【2】価値はお金だけで測らない

【3】自分の目指しているものを確認する

【4】上手くいっている人がいたら喜ぶ

【5】信じる

【6】大きなスパンで”今”を見る

 


 

【1】自分で自分を褒める

これは日本人は苦手分野でしょうか?

私はすごく苦手でした。

学校では先生が評価をしてくれる。

会社でも同じように、

誰かに評価されて自分の

仕事の成果を確かめられるのです。

でも個人事業主として一人でやると

決めたらどうなるのでしょうか。

 

一番わかりやすい評価は

お客さんに購入してもらうことです。

 

すぐにそれが叶えば良いのかもしれませんが、

そこにたどり着くまでが

とても長い場合もあります。

 

その間に心が折れてしまう。

やっと販売できる状態にまで

漕ぎつけても、

結果に繋がらない。

 

トライアンドエラー

将来的には生きてくるとわかっていても、

やってみるとかなりしんどい

作業だと痛感するでしょう。

 

どれだけやっても自分はだめなのではないか?

今やっていることに本当に意味があるのだろうか?

そんな疑問も浮かんでくる。

 

「誰かに認められてから自分が評価される」

という気持ちではとても辛い時間を

過ごすことになります。

 

そこで大切なのが

【1】自分で自分を褒める

考え方としては、

「普段の自分」と「事業の自分」を分けるイメージです。

仕事に取り組んでいる時は事業を育てている自分。

そして、それをしている自分を、

もう一人の自分が褒めてあげます。

 

失敗も含めて着実な一歩なのは

間違いないことなんです。

 

でも、社会的に認めてもらえるのは

目に見えた結果のみ。

 

それに向かってダメだった自分を見ているのは

自分だけです。

 

事業を良い方向に進めようと動いた自分を、

もう一人の自分が褒めてあげるのです。

 

自分だけは、結果ではなく

その過程を評価してあげましょう。

 

 

そして

【2】価値はお金だけで測らない

私は行動に価値があると思うようにしています。

そう思えば一つ一つのの行動を大切にできます。

 

それから常に

【3】自分の目指しているものを確認する

最初に目標を決めて

それからやることを決めて、

日々こなしていく。

 

やることと言えばそれだけなのですが、

日々こなしていることに疲れを感じてくるもの。

 

段々、焦りや辛さに変換されてしまう。

そうするとたどり着く過程が

とても過酷なものになってしまう。

 

そんなときは

「今やっているこの作業は自分のなりたい未来に向かっての一歩なんだ」

と思ってください。

 

これをしたら、そこに近づいているんだ!!

って思ったらワクワクしてくるはず。

 

【4】上手くいっている人がいたら喜ぶ

これは事業をしているかは関係なしに、

あると思うのですが、

自分以外の人がみんなうまくいっているように見えるとき。

そこで落ち込んでしまうのではなく、

逆に喜ばしいことだと捉えます。

自分の周りにうまくいっている人が

いるということはとても良い状態です。

その循環の中に自分もいるということ。

視界に入ってくるということは、

そういうことなんです。

 

手の届かない人は

目の前に現れません。

 

自分の望んでいることを叶えている人が

視界にいるということは、

想像だけでなく具現化して

それを見ることができるのです。

 

想像を現実にするために重要なことは、

「具体的にどうなりたいか」

を頭に描くこと。

なので、そういう人が周りにいてくれる

ということは自分の夢にまた一歩

近づけるようになります。

 

 

そしてそうだということを

【5】信じる

これに尽きます。

そうなるという保証はどこにもないのに、

自分のやっていることを信じて進むことは

なにより難しいことでもあります。

 

私自身もなかなか突き抜けられてはいないのですが、

ただ全力でやった先には、

必ずそれに見合ったものが待ってる。

それは経験済みです。

 

自分の思い描いた成功ではないのかもしれない。

でもやらなかった自分では見えない景色が

見えるようになってくる。

もしかしたら思い描いたものよりも

もっと良いものかもしれない。

 

だってなにも動いていない自分が想像した未来は

そこにいた自分の想像でしかないからです。

 

必死に動いていれば確実に周りも

動くし環境も変わります。

周りのあなたを見る目も変わります。

その先にあるものを楽しみに

信じてください。

 

【6】大きなスパンで”今”を見る

必死にやっていると、どうしても

”今”が全てになってしまいます。

それは悪いことではないのですが、

それが苦しくなって自暴自棄な気持ちに

なってしまうときもあるかもしれません。

 

そんなときには、

人生80年・90年という

大きなところから今を捉えてみてください。

80歳で人生の終盤になって振り返った時に、

どう思うのか?

自分の可能性を信じて必死になった

30代40代。

そんな自分はどうでしょう。

私は30代ですが、もっと早くに

気付きたかったことがたくさんあります。

でも80年と考えたらまだ人生半分も生きていない。

今まで生きてきた人生よりも

長い人生が待っている。

そう考えたら、まだやれることは

たくさんあります。

大きな傷を負ったとしても、

そんなのも可愛いと思えるのでは?

その傷がその後の人生に

生きてくるのなら

賭けてみる価値はあります。

 

仮になにも残らなかったとしても、

マイナスになったとしても、

やらなかった後悔より

やってみてダメだったと知れただけでも

やった価値はありますよ。

 


 

好きなことを仕事にするというのは

簡単ではありません。

自分自身を見つめ直すことも

多く求められます。

ただ言えるのは最高に楽しいことだし、

しっかり命を生きている、

という感覚になります。

苦しい中でもどこか気持ちのよさも

ふと感じてます。

 

生きたくない人生を歩みながら

自分の時間と労力を消費しながら

安全牌を取るのか。

 

好きなように、

自分のために生きていきましょう!