かぼす坊やの部屋

モノづくりから見る人間の心理を分析中

自分の【好きなこと】の見つけ方

こんにちは♪

 

小学生、中学生辺りから

「将来なにになりたいの?」

と聞かれる機会が増えてきます。

私はこの質問が嫌いでした。

特になかったからです。

”将来”というほど

明確に何か考えているタイプでは

ありませんでした。

 

なので、なんとなく「お花屋さん」や

「保母さん」と答えていました。

 

そんな私とは対照に、

周りにはしたいことを明確に

言えてる子もいたので

なんとなく焦りを感じたものです。

 

将来なにになりたい?

と聞かれて答えられないと

「したいことをすればいい」

とか言いますね。

 

「好きなことは何?」

「得意なことは何?」

 

 

という感じに掘り下げていかれるのです。

 

将来の夢と聞かれて

「絵を描きたい」

と言っても、

ほとんどの大人は

具体的に応援しようとはせず、

もっともらしい職業に

結びつけたがるだけ。

 

例えば「美術の先生」を提案される。

 

まともな仕事と

まともじゃない仕事とは

なにを基準に決まるのでしょう。

 

絵の世界だって、いろんな

方向があるのに、それに

寄り添ってくれる大人は

少ないのも事実。

 

子どもは大人より世界が狭い。

絵が好きだけど、

学校の美術を教えるのは

やりたくない。

 

そういう子はたった一つの

絵を描くという夢を

見れなくなってしまったりします。

 

夢ってもっとキラキラしていそうな

ものなのに、

大人に聞いてみたら

ちっとも魅力的じゃなくなって

しまうのが現実です。

 


 

大人がアドバイスできないのは

まず大人が知らないからです。

絵を描いて食べていくには、

どんな方法とルートがあるのか?

 

知らないし、

教えられないんです。

 

ほかにも、体裁を気にする親、

学歴を気にする親、

安定した職業に付いてほしいとか、

色んな理由があるでしょう。

 

子どもの時、大人って

なんでも知ってるすごい人、

のように思っていました。

 

だからそういう大人に

道がないと教えられると

がっかりしてしまいます。

 

でも大人になった今わかることは、

大人は自分の周りのことくらいしか

知らないのです。

 

視野を広げない大人

挑戦して恥をかくのが嫌いな大人は

たくさんいます。

 

大人だって新しい世界に

知らない世界のことを

学ぶべきなんです。

 

だけど、大人になったら

もう学びが終了だと

思っている大人がたくさんいます。

 


 

私は服を作って売るのを

仕事にしてます。

 

服作りはまともな仕事と

言えるのかもしれません。

 

ですが、私は

いわゆるまともな方法で、

仕事をしているわけではありません。

 

自分の作りたいものを

自分の売りたい方法で

販売しているだけ。

 

どこかの会社で

縫製士やパタンナー

デザイナーとして

働いているわけではありません。

 

それでも私自身はすごく

やりがいのある仕事だと

感じています。

 

結局のところ、

自分の道は自分で開いていくしかないし、

自分が納得していれば

まともじゃなくたって

したいことを仕事に

することはできます。

 

自分の道を切り開いていくと

決めたのならやることは

とにかく【行動】なんです。

 

行動が道筋になります。

 


 

【方法】とにかくやってみる!

 

人によってやり方は様々

あるかと思います。

 

ある程度情報収集することも

良いことだと思います。

 

 

ただ「なにをしていいのかわからない」

という人はとにかくやってみること。

 

私はモノづくりがやりたかったので

とりあえず作ってネットで販売を始めました。

 

作って写真を撮って出品する。

それならできる。

 

 

私自身が行動をするキーワードは

「やらないよりはマシ」。

 

やるか悩んだり、

失敗が怖くなる時に

「やってだめかもしれない。

けどやらないよりはマシ!」

 

と思うとやる気が起きるのです。

 

 

やってみると、

次は売れた時にラッピングをどうするか、

発送をどうするのか、

色んな課題が訪れるので、

その一つ一つと向き合います。

 

やってみるとわからないことが

たくさんでてきます。

足りないものもたくさん出てきます。

でも

「なにをしたらいいのかわからない」

 

という状態はいつの間にか抜け出しているものです。

 

 

むしろ一度動き始めると

やるべきことが多すぎて

それはそれで大変なことですよね。

 

ここでしっかりと自覚するのは

したいことができる環境は

決して楽ではないということ。

 

そして楽ではないけど

楽しむことはできます。

充実感を得ることもできます。

 

楽をしたいだけなのか?

充実した人生を送りたいのか?

ここを再確認して目指すものを

明確にしないといつまでも

欲しい状況は手に入りません。

 


ここで伝えたいことは

したいことが見つからず、

なにをしていいのかもわからない

状態がつらいという人。

 

 

自分の好きなこと、

気持ちが向かうものが

なんなのか?をまず向き合うこと。

 

どんな小さなことでもいいので、

一つ見つかったらそれを

掘り下げていく。

 

それについて情報収集することは

まず一つの行動です。

 

誰かと比べる必要は無くて、

自分は好きなことを見つけるために

一つ行動ができた。

これは事実です。

 

先日「粘菌」というものを

愛する人がいると知りました。

その方は、子どものころから

気持ち悪いものに興味が

あったそうです。

 

なんで好きなのかわからないけど、

気になって仕方ない。

好きなことはそんなものなんです。

 

世界は意外と広い★

 

自分とは違う世界を知るということも

自分の好きを確かめる方法の一つ

なのかもしれません。

 

 

自信を持って自分の好きを

追求していきましょう!